空を歩くように。
2002年東京造形大学学園祭にて、
ファッションショーの一場面。
衣装を着たモデルが舞台を歩く。
舞台には空と電線の映像が入り乱れる。
モデルが空を歩くように見える。
街の空を見上げると、電線ばかり。
まるで地面に縛り付けられているようだ。
たまには電線の上を軽やかに渡ってみてもいいかもしれない。
当時造形大2年だった北野さんとのコラボレーション作品。
北野さんはアグレッシブな衣装を作ってくれました。
見てくれた友達に「テーマは異星人との交流でしょ」と言われたのを思い出します。
2002年、東京造形大学にて。
制作 中村崇之