実家にいたときの話。
ポストに新聞を取りに行くとダイレクトメールが届いていた。
差出人は近所のパチンコ屋で
宛名はワープロ打ちで「中村ピオ様」となっていた。
・・・ピオって誰よ?
そんなファンタジックな名前の人間はうちにはいないよなー
と思い母と話していると、
父の名前が裕生だということを思い出した。
裕生=ヒロオ。
うちの父はヒロオのロを早書きで○の様に書く。
ヒ○オと。
しかもちっちゃく。
要するにヒ°オと。
・・・いやいや。
ちょっと考えれば分かるでしょ、パチンコ屋さん。
ピオなんて名前の日本人がいるわけないじゃない。