今日はAXISギャラリーで
LEADING EDGE DESIGN社(以下L.E.D.)の展示を見てきた。
L.E.D.はプロトタイプデザインを多く手がけている。
もちろん商品になったものもあるのだが、
(ネットインデックス社から出ている
willcom-sim対応のPHS"TT"と"DD"、
JRのsuicaのカードリーダなど)
世間一般でプロトタイプが世に出てくるのは極まれだと思う。
たとえば、東京モーターショーなんか、
端っから本当に「ショー」を見に行く感覚だし。
L.E.Dの活動は、
そのプロトタイプが世の中に出てくるキワを行っていておもしろい。
僕が気になっているのはタグタイプという
ゲームのコントローラーのようなキーボード。
「誰にでも使えるユニバーサルデザイン」なんて嘘っぱちだと思っている僕でも、
ここに込められた「誰かのためのデザイン」という思想には、すんなり納得する。
展示で残念だったのは、
コンセプトからプロダクトへのプロセスが見えなかったこと。
やはりプロダクトデザイナーということで、
モノが先に見えてきてしまうってのはもったいない。
あと、時代のLEEDINGということで、
nextは感じないんだけども、
代わりに今を越えないところが、うまいなあと感じた。
あ、もう一つ。
タグタイプはBasic Stampで動いてるみたいでした。
今日は本人が来ていたのだけど、
10,000円の展示カタログ買わないと、
話ができないってのには正直引いた。
芸能人かよ。