バイオプレゼンスという作品がある。
以下リンク先から引用
人のDNAを抽出し,DNAマニフォールドアルゴリズム(生命自体に変異を起こさせることなく,塩基配列のみ組みかえる)によりコード化し,木の内側に保存するという作品(商品?サーヴィス?)だ。
木をメディアに人間のDNAのアーカイヴを行う、というのはなかなか気が利いてる。
既存のCDやDVDメディアに比べたら、
木は長生きで丈夫だから、アーカイヴ先としては結構アリと言える。
セコイアとかを使えば、樹齢1000年もいけるはず。
死んだあともあなたのDNAを長く残すことができるのですよ。
と言われたら、つい残してしまう金持ちが何人かいそうだ。ドバイあたりに。
僕自身は「今あるものをできるだけ先まで保存する目的」のアーカイヴ以外にも
他の試みがあってもいいと思う。
そう思って取り組んだのが、Lib-LIVE!だったり、pictlogueだったりする。
システムとしては、インプット→プロセス→アウトプットとなるのがまっとうな気がするからだ。
インプットすると何かを生んだり、
変化していくアーカイヴシステムというのがあってもいいなといまだに思っている。
たとえばこんな。
「なんとなく死を伝えるシステム」
このシステム用にカスタマイズされた
植物の種がカプセルに詰まっている
外科手術で身体にカプセルを埋め込む
カプセルを内包したまま冒険の旅に出る
斃れ死ぬ
芽が生える
カスタマイズ植物がなので、誰が持っていた種か分かる
100年後、森になる。
みんながこのとき、この森はあの人の・・・と気づく。
変化したらアーカイヴでは無いというツッコミは無しの方向でお願いします。
バイオプレゼンスを枕にもってきたけど、
本当は口笛から思いついたりして。
なんとなく死を伝えるシステム by NAKAMURA, Takayuki is licensed under a Creative Commons 表示-非営利-改変禁止 2.1 日本 License.
コメント (2)
面白いね。「桜の森の満開の下」っていうのも
あったね。「冬虫夏草」かな?
私はやっぱり死んだ後より、「頭山」ですな。
(頭山満じゃないぜ)
投稿者: ゆた | 2008年07月14日 04:37
日時: 2008年07月14日 04:37
頭山は山村浩二のアニメ版を見たことがあります。
頭にもやし生やす人もいるらしいですよ。
投稿者: なかむら | 2008年07月14日 20:15
日時: 2008年07月14日 20:15