きょうの猫は不忍池で出会った。
野良なのに明らかにでっぷりとしている。
その態度はふてぶてしい。
「何かくれ」と言わんばかりに近づいてきて、
そばに居座っている。
きっといろんな人にすり寄っては、
えさをもらっているのだろう。
不忍池ではいろんな生き物を見ることができる。
冷たい池の中にいる鯉や
ぷかぷかと浮かんで寝ている鴨や
ワニガメも昔いたな。
人間は環境を自分に合うように変えて生きてきたわけだけど、
こういった動物たちは環境に合わせて生きている。
資源が枯渇していく中で人間がしぶとく生きて行くには
環境を変えるためのデザインではなく、
環境に合わせるデザインみたいなことを考えてみてもいいのかもしれない。