僕のアパートの壁には、よくクワガタムシがとまっています。
なので調子に乗ってコレクトしていたのですが、
ノコギリクワガタ、コクワガタなど合計5匹も集まってしまいました。
しかし、家をしばらくあけることになったので、
世話ができないなと思い、
家を出る前の晩に虫かごのふたを開けて玄関先に放置しました。
しばらくして見ると虫かごはからっぽになっていました。
そうして次の日。
ふと、隣人(友人K)がうちを訪ねてきて、
「クワガタを捕まえたからあげるよ」と言って、
大きなノコギリクワガタを見せに来たのです。
あれ?この黒光りした大きなノコギリクワガタ見たことあるな〜
そう思いながら僕は言いました。
「いらない」
友人は寂しそうに去っていきました。
うちの隣人は国際派だ。
何か物を貸してあげると、必ず「サンクス」と帰ってくる。
これぐらいなら、まだ中学校の英会話レベルなのだが、
お気に入りは?とたずねると、
「最近のフェイボリット中のフェイボリットはねえ」と帰ってくる。
彼はどうやらファニエストイングリッシュレベルのようだ。
今日、せっかくノートパソコンに無線LANカードが入っているのだからと、
自宅に無線ルータを追加した。
さっそく設定してインターネットにアクセスしてみると、
これが快適につながった。
もしかして有線のときより早いかも。
と、錯覚すら覚えてしまった。
さらにせっかくだからと隣の友人の部屋に行ってみると、
これがまた電波をひろってくれるのだ。
微弱ながらも、うちと変わらぬ体感速度。
思わず笑い合ってしまった。
「うちのプロバイダ解約しようかな」とは隣人の言葉。
それでうちの無線を利用すると違法行為になりますよ。
ネットオークションにはまっている。
僕ではなくて「隣人」が。
先日、僕はデロンギのオイルヒーターをネットオークションで買った。
それがうちに届いた日、
隣人はいろいろと見定めたあげく、
「俺も落としたいものがあるんだよね」と言い、
数日後、彼の家にはデロンギのオイルヒーターが置かれていた。
次に僕が椅子を落札したという話を彼にすると、
「俺も落としたいものがあるんだよね・・・」とつぶやいた。
うちを試金石にしているのではあるまいかこの人。
うちの隣人の下の家の親父はやばい。
一言で言えばアル中。
二言で言えばイル過ぎてドープ。
うちのアパートはけっこう壁が厚いのに、
一晩中、奇声やら叫び声が聞こえてくる。
ある日には窓から道を行く人に向かって、
次から次に「オウエッ!」とか「フゥワッ!」だとか
あ、この人テレビに出たらモザイクかけられちゃう人だと確信させる奇声を発していた。
そしてある日には「さっきバトンタッチしただろうが!」という大声とともに
壁を激しく殴りつけるような音が・・・
大げさに感じるかもしれないが、
コレ、マジもんの話。
夜中にうるさくて目が覚めることもあるのです。
先日は叫び声がMAXだったので、
つい警察に電話しちゃいました。
その警察がうちにも事情を聞きにきて、
下のアル中親父自身は
騒いでいるのは上の住人(僕と隣人)のせいだと言っているらしい。
彼が言うには、
僕らはオ○ム真理教で
毎晩あやしい儀式をやっているそうだ。
その儀式の音で夜眠れなくて騒いでると。
隣人についてはわかりませんが、
僕はオ○ムに入った覚えはないんだけども。
そしてうるさいのはお前だよ、と。
「脳ミソ溶けてるから何言ってるか自分でもわかってないんだよ」
とは隣人のアル中親父に対する言葉。
まったく。
自分のアル中を棚に上げてよく言うもんだ。
いい加減にしないと僕らのグルがポアしちゃうゾ!