みなさま
中村崇之よりイベント出演のお知らせです。
1月20日(日)午後1時―午後8時に初台のICCで行われる
デモ・パーティ「Media Explosion!!」に出演します。
http://www.ntticc.or.jp/Exhibition/2007/MediaExplosion/index_j.html
2007 ARS Electronica PRIX, Next Idea Honory mentionを受賞した
「Wonderful World」について語ります。
僕の出演時間は15:30ごろです。
他にもおもしろい出演者がそろっているので、
是非ご来場ください。
よろしくお願いします。
パーティーという名のとおり
あんまり小難しいイベントでは無いので、
ふらっと遊びに来てくれるととてもうれしいです。
他の出演者はライヴ中心なので、
語りのみでの出演というのは異色だと思われます。
いまタイトルを見直してみたら、
「素晴らしい世界 -世界をどのように接続するか-」ってやべー。
タイトルを提出するときにそうとうテンパってたみたいですね。
当日、僕があわあわしているところも見所のひとつです。
インターネット中継もあります。
寒くて家を出るのが億劫な方はこちらで済ませるのもいいかもしれません。
http://www.ntticc.or.jp/Online/Internet/index_j.html
バイオプレゼンスという作品がある。
以下リンク先から引用
人のDNAを抽出し,DNAマニフォールドアルゴリズム(生命自体に変異を起こさせることなく,塩基配列のみ組みかえる)によりコード化し,木の内側に保存するという作品(商品?サーヴィス?)だ。
木をメディアに人間のDNAのアーカイヴを行う、というのはなかなか気が利いてる。
既存のCDやDVDメディアに比べたら、
木は長生きで丈夫だから、アーカイヴ先としては結構アリと言える。
セコイアとかを使えば、樹齢1000年もいけるはず。
死んだあともあなたのDNAを長く残すことができるのですよ。
と言われたら、つい残してしまう金持ちが何人かいそうだ。ドバイあたりに。
僕自身は「今あるものをできるだけ先まで保存する目的」のアーカイヴ以外にも
他の試みがあってもいいと思う。
そう思って取り組んだのが、Lib-LIVE!だったり、pictlogueだったりする。
システムとしては、インプット→プロセス→アウトプットとなるのがまっとうな気がするからだ。
インプットすると何かを生んだり、
変化していくアーカイヴシステムというのがあってもいいなといまだに思っている。
たとえばこんな。
「なんとなく死を伝えるシステム」
このシステム用にカスタマイズされた
植物の種がカプセルに詰まっている
外科手術で身体にカプセルを埋め込む
カプセルを内包したまま冒険の旅に出る
斃れ死ぬ
芽が生える
カスタマイズ植物がなので、誰が持っていた種か分かる
100年後、森になる。
みんながこのとき、この森はあの人の・・・と気づく。
変化したらアーカイヴでは無いというツッコミは無しの方向でお願いします。
バイオプレゼンスを枕にもってきたけど、
本当は口笛から思いついたりして。
なんとなく死を伝えるシステム by NAKAMURA, Takayuki is licensed under a Creative Commons 表示-非営利-改変禁止 2.1 日本 License.
たいへんおまんたせいたしました。
ごく一部の方々から好評をいただいているシリーズの新作です。
※知らない方のために説明※
僕がこのブログで3、4ヶ月前に小説を書き始めたんです。
するとね。
コアなユーザーがついちゃったんです。ええ。
みなさん、早く見たいとおっしゃっているにもかかわらず、
遅筆なため、第一話、第二話とアップしたところで
3ヶ月の時間を要してしまったわけです。
お待ちいただいてありがとうございました。
コメントとかいっぱいのこしてくれると、早く第四話が見れるんだからね!
連続ケータイ小説
オーヴァーナイト・センセーション
第一話はこちら
第二話はこちら
※第三話は第二話を読んでから、読み進めることをおすすめします。
第三話
「G-SHOCK」
『呼吸権 1-C カワシマ
今は2050年、京都議定書を批准したりしなかったりした世界中の、今日に至るまでの二酸化炭素濃度をグラフにしてみると、なんとなくやっぱり右肩上がり。まるで、クフ王のピラミッドを作るときのナイル川からピラミッドまで続く長大な坂道みたいな角度でじょじょにじょじょに高みを目指している。
ってなわけで、世の中に呼吸権なんて権利が生まれた。呼吸する権利、を買わなきゃ息吸ってるだけでも、もはや罪だよってワケ。愛せよ目の前の不条理を。
この権利がマジびみょうに高いからほんと困る。年間10万。2年でトゥエンティサウザンドイェンって。iPhoneの利用料金なみじゃんよ。って思った若者がこの国にはゴマンといた。
だからわたしは思ったの。
ふたりして、くちづけあって、呼吸を分け合って生きていけば、半額ですむんじゃね~これがホントのラヴ定額』
ってとこまで書いてハッとしてグッときた。
現代文の時間、作文書いてみてる。
この瞬間にセンパイの顔がチラついて、
その笑顔がまぶたのウラ。原稿用紙のウラ。ハルウララ。いや、もう夏だし。
と一人ノリツッコミしてたら、
「カワシマ、何、ニヤついてんの」
と、リトルワタナベ。リルワタ。リルキム。
はは。こいつ身長、何ピコメートルだっけ?
「あー、うーん、まー、その、ね」
「ワケワカマツだなお前。そんなことより俺の作文聞けよ」
「聞く?」
「俺の新作のリリックてかライムだよ、メン」
「女子だし」
「いいから聞けよ」
『紫電改 1-C 渡邊
空飛び 回る紫電改
乗ってんのは 貴殿かい
最後に 見たのは新年会・・・』
あ。
これ。
つらい。
「あのさあ」
「なんだよじゃますんな」
「わたしキスしちゃった」
「結局 死因は感電かい・・・・・ええ。誰と」
「センパイ」
「(゚o゚)」
「センパイ」
「w (゚O゚) w」
「センパイ」
「聞こえてる。聞こえてる。ああ、いや、おお、うん、なんていうか、元気出せよ」
「元気にきまってんじゃん」
「現金出せよ」
「オマエほんとオッサンな」
「いや、おお、うん、なんていうか、おれ、用事、思い出したわ」
「は」
「ちょっと後にするわ。教室を」
「倒置法使わなくても。現代文の時間だからって。ってか授業中だけど」
「授業中だけど、とりあえず行くわ」
と言ってナベは教室から出て行く。フラり。
ひとり。
残されて。
ふわり。
風が教室を吹き抜けて。
つづく
第一話はこちら
第二話はこちら
※第三話は第二話を読んでから、読み進めることをおすすめします。
オバマ氏が米大統領選を制しましたね。
というわけで今年も町田版画美術館での展示をやります。
ぜひぜひお越しください。
今年は完全新作なので、見たことがないものが見れるのはまちがいありません。
http://www.netarts.org/dic08/at_front_08/index.html
ちなみにDMは友人の泉谷和範さんにお願いしました。
素敵なグラフィックを生み出せる人です。
それではよろしくお願いします!
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MediaArt@Front! メディア・アート@フロント!Ⅱ 展
会期: 2008.11.8 (Sat) - 11.9 (Sun)
開場時間: 10:00 - 17:00
会場: 町田市立国際版画美術館 ハイビジョン・ホール (地図)
主催: 町田市立国際版画美術館
近年、国際的なアート・フェスティバルでも評価の著しい、日本のメディア・アート。今回は、社会で活躍しながら、あるいは大学院での研究の傍ら、アート作品の制作も手がけている20代~30代のアーティストの方々5名を招いて、世界でも最先端のメディア・アートを体験していただけます。
展示やってます!
明日まで!
http://www.netarts.org/dic08/at_front_08/index.html
前回、今回の展示ではみれないものがみれますと書いたが、
できあがってみたら自分でもみたことがないものをつくってしまった。
これがみれるのはなんと明日までですよ!おとく!
展示を見に来てくれた高松さんと江崎さんどうもありがとう!
作品の一部で使っているバルーンをふくらませるのを手伝ってもらいました。
遠くまでお越しいただいたみなさん、
ありがとうございました!
ちなみに先日お手伝いいただいた
江崎愛さんが展示をやっています。
ぜひ、足を運んでみてください!
SOSEKI展
http://www.soseki.info/artist.html
2008 年11月5日(水)~ 2008年11月16日(日)
場所:世田谷ものづくり学校
夏目漱石「夢十夜」:
幻想的なストーリーに熱烈なファンも多いこの小説は2007年に映画化され、今年で執筆100周年を迎えます。これを記念して、「我が輩は猫である」から「明暗」までの漱石作品をアーティストのフィルターを通してヴィジュアルに変換し、原作の魅力に迫ります。次の時代を担うアーティストによる斬新な漱石の解釈をお楽しみください。
参加アーティスト:
ADAPTER、IMAITOONZ、福井利佐、黒田潔、飯田竜太、白根ゆたんぽ、佃弘樹、姉川たく、現代美術二等兵、SYMBOLON、古内ジュン、友田威、HUDSON-POWELL、米持岳士、UPPER CUT、竜輝、ERICA×FUKAYA MISATO、おくむらさーこ、莇貴彦、前田光朝Uldoride×関紀子evarlasting sprout、坂川拓真、長嶋五郎(ゴンゴン)、上野雄次、前田麦、関悠美、ナカオ☆テッペイ、ウラタダシ、大山エンリコイサム as OEIL、JUN OSON、森井幾代志、U、たにつえりこ、江崎愛、松永 さち子 /paper by さいだともこ
文筆:大和田怜
開催:
2008 年11月5日(水)~ 2008年11月16日(日)
※月曜休館(月祝の場合翌休)
※11月9日(日)、11月16日(日)に製本ワークショップ開催。
詳しくはEVENTページをご覧ください。
時間:
11:00 - 19:00(最終日は17:00まで)
会場:
ID GALLERY、IIDエントランス
地図:
http://www.r-school.net/about/access.html
主催: 漱石パーラー parlor@soseki.info
総合ディレクター: 高松明子
プランナー: 小林香織
文筆: 大和田怜
助成: 大和日英基金
協力: IID
イベントやります。
忘年会気分でお越しください!
今回、僕は小柳くんといっしょにイベントの副音声をやります。
散歩の話、猫、ミスチルなどの話を朝まで話し続けます。
イベントの実況中継ももちろんあるよ。
聞きたい人はラジオを持ってカムヒア!
ラジオがなくても貸し出します。
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Xmas event!!
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もう12月… クリスマスが待ち遠しい!といっても
年末は忙しく、次から次へとバタバタすごしていませんか?
たまにはパーッと楽しく朝まで踊り明かしませんか?
Xmixも今年で3回目
今年もmixマスターたちがジャンルを超えたコラボレーション!
ダウンビートから185bpmまで一気に駆け上がるDJレースと
今回は噂のカレーブが参戦!
耳にも口にもほっこりやさしい空間がお待ちしております!!
さあ、クリスマスへのカウントダウンを一緒に楽しみませんか?
情報誌にも載っていない特別な空間があなたをお待ちしてます。
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Xmix! vol3
music All mix!!!
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date 2008.12.13(Sat)
place warszawa fourth floor (吉祥寺駅 徒歩1分)
open 0:00-5:00
fee 2000yen with1drink
http://fourthfloor.sub.jp/index.html
マップはこちらにあります↓
http://www.atsumari.jp/tokidoki_mob.html
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■Music Selector
HE-LOW
MIKU
TAKASHI CHIYODA
and more…
■live Performer
psytech
■副音声とVJ
Koyanagi Junji
NAKAMURA Takayuki
■food
カレーブが作るカレー
~カレーブ~
初台を拠点に酔っぱらいながらカレーを作る女の子ユニット。
普段は仲間達にサイケで自由な空間を提供している。
合い言葉は『コクを出す。』
そろそろフジロックでコクを振舞う決意を固めているところ。
Arduinoは普通のデスクトップパソコンにはできない、 物理世界のセンシングやコントロールを可能にするツールだ(MAKE:Japanより引用)
12月21日(日)に六本木のオフィスでワークショップをやりました。
講師には友人で作家の谷口君を招いて。
ワークショップしていただいたのは、
Arduinoというメディア・アート界隈で最近よく使われるデバイスについて。
Processingライクな開発環境とオープンなハードウェア、ソースコードで知られる、すごいやつです。
これがArduino本体。
くわしい説明はMAKE:Japanに任せるとして・・・・
これまでとくらべて比較的簡単にハードウェア(センサなどのついた)からPC、Macなどを操作するとか、
逆にPC、Macなどからハードウェア(LEDやモータなど)をいじったりできるんです。
似たようなものに
GAINERというものがあるが、
GAINERとの大きな違いはArduinoは電源供給すればスタンドアローンで動くことだろうか。
GAINERは別のコンピュータなどがないと動作しない。
と言う認識でよかったっけ?
間違ってたらご指摘ください。
すばらしい時代になったものだ。
このワークショップは5時間ほどだった。
昔だったら、PICとかでやったりしたんだけど、
LED光らせるために何日も費やしたことがある。
情報リサーチとか、材料の手配やごにょごにょで。
今回は全くプログラムしたことのない初心者の方が3名いらっしゃたんですが、
みなさんLEDをぴかぴか光らせるところまで完了しました。
あとは谷口君に講師をお願いしたというところも今回うまくいったポイントかと思う。
やはり普段から演奏ライブをやっているだけあって、
アドリブというか現場での対応力がある。
すばらしい講師っぷりでした。
こちらは曲げセンサとかボリュームだとか近接センサとか
いじいじ
ほじほじ
ぴかーみたいな
飯沢さん
中田さん
加藤さん
菊池さん
中山さん
会田さん
どうもご参加ありがとうございました。
今回のブログではダイジェストでお届けしましたが、
きちんとドキュメンテーションしたいと思っているので、
また今度くわしい話を。。。